南カリフォルニアから2014年に向けての新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

2014年はドルに対して円安が更に進み120円台を付けました。

一時対ドルで75.74円の最高値を付けてから58.43％も円が安くなった（ドルが高くなった）こととなります。

このことは日本からの輸出という観点では、受け取る円での代金が増えることを意味するのでこの点ではプラスに働きますが、輸入という観点では支払う円の金額が増えるのでマイナスに働きます。

頻繁に海外を旅行したり滞在する場合には明らかに実感としてマイナスに働きます。

そして問題はこれだけ円安になっても国際収支がマイナスである点です。生産拠点としての空洞化が進んだ結果と考えられ、生産機能が国内に戻るには時間がかかることになるのか、それとももう戻ってこないのかは、誰にもわかりません。

80年代後半にも似たプチバブルの様相も示し始めていますが根本的な勢いが今の日本には無い様に見えます。

いずれにしても、市場というものが一見するとあまりにも気まぐれとも見えるように大きく変動するため、これに左右されないような経済環境を作ることをお手伝いする事も重要と考えております。

弊社としての今年の重点エリアは、

１）海外や国内の金融商品などを活用した相続対策

２）法人、個人の事業承継、税金対策

３）米国、特に南カリフォルニアでの不動産投資、現地のビジネス売買と、それに伴う長期滞在のためにビザ取得支援業務、に力点を置く所存です。

また目先の課題としては経済対策があるのでしょうが、中長期的な課題としては、地震対策や少子化対策の二つにも、もっと政府には力を入れてもらいたいものです。

いずれにいたしましても本年もよろしくお願い申し上げます。
これをもって新年のあいさつに代えさせていただきます。

皆様におかれましてもより良いお年をお迎えください。
2015年元旦
㈱ジェイ・ケイ・ウイルトン・インベストメンツ
㈱ジェイ・ケイ・ウイルトン・アセット・マネジメント