ビット・コインは儲かるか?
2017.09.29 投資関連
『ビット・コイン』の話です。
ビット・コインって聞いたことがあるでしょうか?これは、フィンテック中のフィンテックであるブロック・チェーン技術を利用したデジタル通貨、つまり仮想通貨の一つの銘柄のことです。現在、ビットコインは最も時価総額も大きい仮想通貨です。
最近、日本でも投資ブームにもなっているようですが、今から投資する際には細心の注意を払う必要があるでしょう。特に既に高騰している状況では高値掴みをさせられるリスクも高いからです。
今回は幾つかの留意点について極簡単に説明します。
『ビット・コイン』の真実です。
この『ビット・コイン』ですが、この2年間で10倍、1年間で7倍の高騰をしています。これは今後ビット・コインが仮想通貨としての地位を確立することによりその価値も上がる、といったような理由のようです。
「ビット・コイン」で決済できる、という業者は増加してきました。
しかし、これだけ値動きの激しい通貨で決済などできるのでしょうか?更には今年の4月からは国内でもこの仮想通貨は当局の規制下に置かれています。そして、このビット・コインの収益も「雑所得」という税区分となり、最大45%の最高税率が摘要される可能性がある、という事が明確に示されました。
更にはビット・コインを使って資金調達を行うICO(Initial Coin Offering)が中国で全面的に禁止となりました。このICOがビット・コインの唯一の実体経済での使い道、とも言われていたのですがそれも雲行きが怪しくなってきています。
ビット・コインは投機かも知れませんね。
今まではビット・コインで大もうけした人は少なからずいると思いますがこれからはチキンレースの域に入っているかもしれませんね。すでに委託証拠金にも似たレバレッジをかけての投資も可能になっているようです。
ただ為替の委託証拠金取引と異なるのは実需での売買などが実質存在していない、という事で、投機目的での取引が主体となっている点です。
なのでもし購入するのであれば、少し慎重に検討した方が良いかもしれませんね。既に様々な方面から警告にも似た声が出始めています。
勘違いしてほしくないのは仮想通貨の全てが投機だ、という事ではなく、あくまでも現状のビット・コインという銘柄について、という事を理解しておいてください。ブロックチェーンの技術は明らかに革新であり、仮想通貨は既存の通貨とは異なる仕組みを持ち、今後の社会を変えるものだ、と言えるからです。
是非、参考にしてください。
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(注)これらの文章はあくまでも情報提供を目的としており、金融商品の売買やその勧誘を目的にはしておりませんのでご留意ください。