「究極の後継者づくり。」
2018.05.28 エステート・プランニング
「『アメリカでの不妊治療』についてです。」
周りで子宝に恵まれずに不妊治療を続けるご夫婦の話を身近で聞いたことはありませんか?
原因究明から始まり、男性側に問題があるか、女性側に問題があるかを突き詰めた上でその対策を取るのが普通かと思います。
ただどちらにも決定的な問題が見つからず、体外受精で受精・着床しても結局流産となるケースは多いと聞きます。そしてこれを何回か続けていくうちにどんどん加齢して更に可能性が低くなっていきます。費用もかさんでゆきます。
この様に、日本では延々と人工授精を続けるしかありませんが、アメリカでは違います。
アメリカではお金さえあれば次のステップに進みます。
「アメリカでは『代理母』『卵子や精子提供』が究極の治療です。」
びっくりするかもしれませんがアメリカでは人工授精、着床という処方でうまくいかない場合には、夫婦間での人工授精だけでの治療に見切りを付けます。
そして、もし子宮に問題があるとすれば代理母を探します。
もし卵子に問題がありそうだとすれば、卵子を第三者から提供して貰い、夫の精子で人工授精をして妻の子宮に移すか、代理母の子宮に移して出産という事になります。
もちろん、精子に問題があれば同様に精子を提供して貰い、妻の卵子と人工授精を行うことになるわけです。
アメリカのいくつかの州ではこれが認められているのです。
この様にアメリカでは、お金さえあれば人工授精を延々と続けることはせずに、次のステップに進める事が可能なのです。
よく、日本の有名人(タレントや政治家など)がアメリカで不妊治療をして、子供を授かった、というケースのほとんどは、このエッグドナーか代理出産、またはその両方を使って子供を授かるケースだそうです。
日本ではその事は一切触れずに、あくまでも夫婦間での子供である、というのが建前となっいます。
「アメリカでの不妊治療は富裕層の選択肢です。」
ちなみにさんは、この夫の精子、第三者の卵子と代理出産をワンセットにして、一人の子供を授かるための費用がどれぐらいかかるか想像できますか?
なんと、アメリカでは最低でも一人当たり3,000万円です。もちろん、これには保険などのコストや代理母への報酬など様々な費用が全て含まれています。
インドなどの国でも同様のサービスもあり、値段はかなり下がるようですが、当然ながらアメリカと比べて様々な面でリスクが高くなるので、おすすめはできません。
また、若い内により元気な精子や卵子を保存しておけば、代理母等を使いどんなに高齢になっても子宝を授かることが理論的には可能になります。もちろん実現するにはそれなりの財力が必要にはなります。
いずれにせよ、もし家族、親戚が、子宝に恵まれず事業承継者不在で悩んでいるのであれば、アメリカの幾つかの州では他人からの卵子や精子の提供や、代理出産というシステムが合法で整っているので、この究極の「不妊治療」によって子供を授かる事もできる、ということを知っておくと役に立つでしょう
(注)これらの文章はあくまでも情報提供を目的としており、金融商品の売買やその勧誘を目的にはしておりませんのでご留意くださ い。