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「今だから出来る投資、資産運用①(超優良ヘッジ・ファンド、新興国ファンド)」

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まだまだ、警戒感が必要な状況ではありますが2008年の混乱を引きずりながらも世界経済の底がようやく見えてきたといえるのではないでしょうか。

現段階ではその鍵は米国、日本、欧州というよりは中国、インド、ロシアなどの新興国です。

そこでここではこれらを踏まえて今後の資産運用についてそのいくつかの選択肢をあげ解説したいと思います。



現在の経済環境は消耗戦、持久戦で「体力勝負」の様相を呈しています。一言に換言すると「サバイバル・モード」ということになります。しかし、サバイバルだけではいずれは訪れる景気の拡大局面では何も残りません。従って、理想的にいえば時間軸を大きめにとりながらながら、必ず訪れる回復局面に向けて「仕込み」をしてゆく必要があると考えています。

そして、この時期での仕込みが今後大きな成果をあげられることとなるのです。
     
1)ヘッジ・ファンド

今までは金融市場の下落に強い、と考えられていたヘッジ・ファンドは世界の株式市場の下落や信用市場の収縮による投げ売りによって下落を経験しています。しかし、そんな中でも大きく収益を上げたファンドのカテゴリーがあります。

-2008年に高収益を上げたヘッジ・ファンド戦略への配分)-

それは「トレンド・フォロー戦略」を採用して、世界の先物市場で売買を行うマネージド・フューチャーズ(先物ファンド)と呼ばれるヘッジ・ファンドです。

その運用の仕組みについては具体的に拙訳の書「ザ・タートル 投資家たちの士官学校」(日経BP)にも書かれていますが、市場が大きく動くタイミングに利益を上げやすい手法を採用しており、昨年金融市場が動揺し株や債券市場が暴落した動きを見事にとらえて2桁の運用収益をあげています。

もちろん、この戦略をとる全てのファンドへの投資をおすすめする訳ではありませんが、いまさらながらではありますが保有するポートフォリオにはそれなりに配分すべき戦略でしょう。ただしファンドによっては高いレバレッジをかけているものや、非常に変動率の高いファンドが多く含まれるため投資をする際には注意も必要となります。

2009年に入り大きなトレンドが無い状態が続いているため、この戦略を採用するファンドもずるずると値段を下げていますが、過去の実績に照らし合わせると、長い下落が続いた後は一旦回復すると上げ幅は大きい、という事がわかっています。そういった観点からは
継続して期待できる戦略といえます。

-今まで「投資不可」だった「超」優良ヘッジ・ファンドへの投資-

更にこのマネージド・フューチャーズに戦略にかかわらず注目すべきなのは、今まで運用成績が非常に好調なため運用資産が膨らみすぎて運用が難しくなるため新規の投資を受け入れていなかったいわゆる「ハード・クローズ(新規資金受入停止)」の優良ヘッジ・ファンドが現在新たに資金受入を始めている、という点でしょう。

2008年に金融市場が調整局面に入るまで高い運用成績を上げていたヘッジ・ファンドの殆どが新規の資金を受け入れていませんでした。しかし、この局面に入り資金の流出、株や債券などの投資先の値下がりによって運用資産額が減少しているため、新たに資金受入を始めているのが実態です。

これらの「超」優良ファンドは昨年のような状況においてもプラスの収益を上げている、もしくは下がっていてもその幅は小さいのが特徴です。更に不透明な相場環境においてはその現金比率が高いのも特徴です。高い確率で勝算が見込めない限り大きな投資はしないためファンドが下落するリスクは低く、その一方でいったん金融市場が安定するか、反転すれば再度高い運用成績を上げる事が期待されます。

今までは指をくわえて見ているしかなかったこれらのファンドへの資産配分は十分検討に値すると考えます。特に、こういった環境だからこそ、可能になっている点に、特に留意する必要があります。

更にこれらのファンドの情報は限られており、一般に入手するのは難しいものが殆どです。

2)新興国株式ファンド

既にご周知とは思いますがインド、中国、ロシア、東欧などの新興国市場は大きく値段を下げています。今後、金融危機を発端とした世界景気が何時頃に回復するのかを正確に予測する事は100%不可能です。

しかし「明けない夜は無い」との言葉通り、永久に現在の状態が続く事は100%ありません。そんな観点から考えると、やはり新興国の市場は今後も上昇を続ける事が見込まれます。今までも新興国市場の変動幅は大きく今回と同様の下落を何回か経験をしていますが、中長期的な視点から見ると、一貫して上昇を続けている点を忘れてはならないでしょう。

特に今後成長が継続し世界経済の牽引役と期待されるアジアのインド、中国については引き続き注目の市場と言えます。徐々に投資をすることをお勧めしたいと思います。

下値リスクを抑えたいと考える方にはロング・ショートタイプの戦略がお勧めです。こちらも現在いったんクローズしたものでオープンになっているものが出てきています。◆

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