「外国に住んでるメリット。」
2019.05.08 プライベート・バンキング
「日本に住んで居ない日本人。」
さて、今回は日本に住んでいない方々向けの金融サービスについての内容です。
昔から日本以外に住んでいる方からの登録や問い合わせは多いのですが、今回は改めてそのメリットについてです。
日本に住んでいない、という意味は「原則日本に生活の拠点が無い日本国籍の人」という事になります。日本にいるとそれほど気が付かないものですが、海外にはそこで生活をしていて活躍をしてプライベート・バンク・サービスを探している日本人は想像以上に多いものです。
「日本の外に居住していると選択肢が多い。」
これは、実際は住んでいる国にもよりますが、一般的には日本の規制に縛られないので選択肢がより多くなります。
例えば、日本の規制当局から圧力が掛かっている海外ファンドや海外保険契約は、基本的には日本居住者は購入したり、契約ができません。
しか日本外に居住をしていると、これらのファンドや保険は投資したり契約できたりする事が多いのです。
「日本に戻る前に投資や契約を済ませる。」
日本の非居住者として投資や契約をしたファンドや保険は、仮にその後、日本に帰国をして居住者になったとしても保有することができます。
つまり、日本に戻ったとしても強制的に解約されるようなことは通常であればまずありません。
そう考えると、日本に戻る前に、そう非居住者の内にできるだけ多くの海外のファンドや保険に投資や契約をした方が良い、という事が言えるでしょう。
しかしいったん帰国をすると日本の居住者として選択肢が減る事になってしまいます。
また当然、自分が住んでいる国に銀行等の口座を持っているのが普通だと思いますが、日本に戻る戻らないに限らず、リスク分散の意味で第3国にもプライベートバンク等口座を保有することも勧めています。
「何か大きな問題が起きたらその資金は戻らないと思え。だから海外の金融機関は信用が全て。」
先進国であれば、投資家や保険契約者を守るために金融サービスに関して規制があるものです。
しかし、いわゆるオフショア地域や先進国以外の国にはそれが有ったとしても、殆ど機能しません。つまりは、アブナイ業者や会社が想像以上に多いのです。
ですから実際に資金を預ける先は出来る限り大きく、信頼のある会社にしましょう。
海外で活躍をしているならある程度は英語も読めるでしょうから判断が自分である程度できるので安心ですが、もしそうで無いなら注意をした方が良いでしょう。
ちなみに弊社でアドバイスをしている先は、全て経験豊富な国際金融の専門家が厳選した大手かそれに準じる信用のある会社のみです。☆
(注)これらの文章はあくまでも情報提供を目的としており、金融商品の売買やその勧誘を目的にはしておりませんのでご留意ください。