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「有力ヘッジファンド:『ミレニアム・ワールド・クオント』投資への誘い」

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「ミレミアム・ワールド・クオンツ・ファンド(MWQ)の運用実績」

ミレミアム・マネジメント創設者であるイスラエル・イングランダー(写真の出所:WSJ)

前回世界でも有力なヘッジファンドであるミレミアム・マネジメントとワールド・クオントについて簡単に説明をしました。

以下は要約です。

1.ミレミアム・マネジメントはアメリカで7番目、世界でも8番目のヘッジファンドである。約2,800人が働いている。

2.運用資産は約4兆円規模で複数戦略(マルチストラテジーを採用している)

3.残念ながら新規の投資は受け付けていない。

4.ワールド・クオンツは、ミレニアム・マネジメントに在籍していたトレーダーとチームによって2007年に設立された計量分析を駆使するヘッジファンドであり、ミレミアム・マネジメントとも関係を維持している。

5.ワールド・クオント・ファンドの運用資産は1兆円。約700人が働いている。

ちなみにこの「MWQ」の過去の運用実績は10年間で16%程度です。

10年間で資産は4.5倍まで増加しています。同じ期間には株価も上昇していますが、良好な成績といえるでしょう。
収益(%)
2009
36.18%
2010
9.9%
2011
-3.54%
2012
21.52%
2013
34%
2014
17.12%
2015
7.57%
2016
14.8%
2017
28.86%
2018
-6.81%
2019
16.37%

最近のヘッジファンドには珍しく、株式市場の上昇に負けない良い成績を上げている事がわかります。

もちろんこれには理由もあります。

「ミレミアム・ワールド・クオンツ・ファンド(MWQ)の運用手法」

このMWQの投資対象は世界の株式で、先進国の600から1,000銘柄としています。 上場株式で運用をしますので流動性もあり毎月解約可能です。この部分はかなり銃です

売買はロングショート戦略を採用します。最大買い持ち(ロング)170%、空売り(ショート)70%までのポジションをとる事が可能ですが、平均すると140%程度のレバレッジをかけていることが多い様です。

年間の売買回転率は100%で、3から5年間での中長期投資を視野にしています。基本的に(日本を除く)世界株式は上昇を続ける、というのがその前提となっており、その結果株式市場との相関性は高くなっています。

株式市場が中長期的に成長すると見通しているからこそ170%のエクスポージャーつまり資産配分を行っています。

戦略としては基本的には以前紹介をした「ルネッサンス・テクノロジー」と同様で、計量的な分析を行います。ただし既存の金融理論などを前提としたものでは無く、ビッグデータや様々な情報を創造的に活用して株価の動向を分析して投資をします。

基本的には1年後の株価に注目をして投資する銘柄や資産配分額を決める事になります。

「ミレミアム・ワールド・クオンツ(MWQ)投資へのアクセス。」

現在、このMWQへ最低投資金額10万ドルで可能にする、という計画が進んでいます。

目下3,300億円程度の資産を運用していますが、運用資産が5,500億円に達したところで一旦は新規募集停止にする予定です。また現在投資を受け付けた資金に関しては成功報酬は徴収しない、という好条件も付ける事になっています。

MWQは基本的に上場している株式に投資をしますから、ロックアップ期間もなく、原則1か月以内に解約可能というころで流動性も十分と確保されています。

その意味ではこのミレミアム・ワールド・クオンツ(MWQ)に投資をする絶好のタイミングかもしれません。☆

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