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サブ・プライム問題で安くなった破綻証券に投資する?

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以下はマン・インベストメンツ社からのレポート(英文)の和訳による要約です。



 アメリカで2007年中頃に起きたサブ・プライム市場での急激な調整は、金
融市場始まって以来の嵐のような混乱を招いた。景気後退への懸念、デフォ
ルト、インフレーションそして大手金融機関の破綻、その後の融資に関連す
る証券への浴びせ売りへの不安は市場から流動性を奪い、全ての商品の信用
リスクとその値段について大幅に見直す結果となった。

 破綻証券とは、主に米国の破産法に基づいて更生または清算の過程にある
企業または財務上の整理など特別な処理を行っている企業が発行している債
券のことを指す。通常、破綻証券は最終利回りが米国債より1,000ベーシス・
ポイント高い価格、または1ドルにつき80セント安い価格でトレードされるの
が通常だ。

 米国の高利回り債市場から推測すると、その中で破綻証券が占める金額は
1年前の80億ドルから約2000億ドルに増え全体の28%が破綻証券と考えられて
いるのである。

 破綻証券をその状態で売買する事は強制的に売却をしなければならない点
を考慮すると極めて非効率的である。しかし、一方でクレジット(信用)も
のと呼ばれる証券を専門とするヘッジ・ファンドにとっては、本来の価値か
らかなり割安な値段で証券を購入する事が可能になっているのである。

 ここではまず簡単に今までのクレジット市場の発展や周期的な性質を分析
し、ディストレスト・ヘッジ・ファンド投資についての説明をする。最後に、
昨今市場で起こっている信用収縮の行方と、如何にヘッジ・ファンドが利益
を上げるかについて言及したい。

 ちなみに、この分析は最近の他証券市場の発展に関わらず、破綻証券の中
では米国高利回債とレバレッジド・ローン関連証券が最も頻繁に売買されて
いる、と言う事実を前提においている。

 現在ハイ・イールド債の値段の推移は堅調であるにも関わらず、レバレッ
ジド・ローンの市場は過去の周期の最安値より安い値で取引されている。つ
まり、ローン市場の方がより魅力的な投資機会を提供していることになる。

 更に破綻証券市場に投資をするより良いタイミングを分析する為に2002年
に起こった下落相場の分析も試みた。その結果、ローン市場が完全に底値を
打つ前に投資すれば、それ以降に投資するよりも大きな利益を上げられると
言う結論に達したのである。

 これらの理由から今後J字の回復を予測し、この資産への配分を増やす事
を推奨する。平均的な収益を獲得するためには、底値を見極める必要性はな
いのである。更に投資家は破綻証券に投資を行うマネージャーが市場の周期
だけで投資を行っている点も留意する必要がある。彼らは上昇相場では高い
収益を追い求めながら、例えば下落局面でも空売りとヘッジで利益を上げら
れるのである。

 さらに、昨今のような荒れた相場は、将来の収益を高める可能性がある、
市場価格の大きな修正機会を提供する場合が多い点にもよく留意すべきであ
ろう。■

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