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【気になる話題】 『押し寄せる汚染粒子状物質「PM2.5」 とその対策(1)』-偏西風に乗ってやってくる有害物質に備える

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「押し寄せる汚染粒子状物質「PM2.5」 とその対策(1)」-偏西風に乗ってやってくる有害物質に備える-

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昨今、日本に飛来してくる中国から汚染物質であるPM2.5が問題になっているが この兆候は今に始まったことではない。 数年前から花粉、黄砂も含めて、日本国内には多くの大気汚染が存在していると考えられる。

2.5


実際、花粉症とPM2.5の症状を一緒にしているケースは多いと考えられる。筆者の経験から、熱は出ていないのに風邪のような症状が出たときにはPM2.5の影響である可能性が高い。花粉症というのは花粉だけが原因ではなく、車の排ガスも触媒となりより一層の刺激物になると考えられている公害の一種ともいわれている。


黄砂は中国から飛来してくる物質であるが黄砂そのものが問題であると云うよりは黄砂に付着した様々な汚染物質が問題なのである。首都圏などは数年前から1年の半分以上はPM2.5といった汚染物質がかなり飛来してきており、マスクなどを常時着用しても良い程環境は悪くなっていたはず。 花粉症の季節外に原因不明の似た症状がありその原因も既に認識されていたのではあるが、中国との経済的な結びつきを配慮し、その筋がその事実を伏せていた、と推測できる。


2.5


その後、尖閣問題が起きて今回の件を公に出来る環境になった結果とし て周知された、と言うことであろう。


ここでは経緯などについてはこの程度として、その対策案について考えよう。 まずその一つしてマスクの着用と云うことがあげられよう。PM2.5の超微粒子を防ぐにはアメリカの規格であるN95というフィルター機能を持ったマ スクを着用するのが良い。注意点はこの規格はあくまでもフィルターの機能につい>てありマスクそのものの機密性などを考慮した総合的な規格を定めた物では無いという点である。 つまり、空気漏れに関しては実際に使用して確認する必要があるのである。


そんなことから気密性が高くN95規格以上のお薦めマスクをピックアップしたのでご参考にされたい。特に小さな子どもをお持ちの場合にはより気をつけるべきであろう。

ちなみに、これらのマスクは後頭部にゴムを掛けるもので特に気密性が高い。一般的な耳掛けのマスクは、見た目は仰々しくないのだがマスクを顔にホールドする力が弱く、その気密性は低い。どうせ余計な物を顔に付けるのであれば完璧に近い物を選びたい。


尚これらのマスクは放射漏れの場合にも有効なので常備しておくことがお薦めだ。

またPM2.5の値を確認するには以下のサイトが役に立つ。


http://www.aqicn.info/city/all/jp/


次回は少し異なった観点からの対策について述べたいと思う。■

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