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日本のロボ・アドバイザーの手数料について少し調べてみました。

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日本のロボ・アドバイザーの手数料は平均的に1%超です。

最近日本でもロボ・アドバイザーが話題になって来ています。そこでこのロボ・アドバイザーについて調べてみました。

まず気になったのがその手数料です。

平均すると1%程度の手数料のようです。これに加えてETFからの信託報酬があるアドバイザーもあります。これって安いのでしょうか高いのでしょうか?

結論から言うと「高い」です。

円建てで考えると金利と比較してかなり「高い」と言えるでしょう。現在10年物国債の円金利が0.241%しかありません。つまり10年預金しても0.241%しか利子がつかないのです。それの4倍の年間手数料をとる、という事は金利の5倍の成績を上げてやっと元本と金利分が戻ってくる計算です。

また、従来の人手を介した一任勘定等の手数料が1~2%程度と考えても、自動化されたアドバイザーの手数料がこれと同等というのは疑問が残ります。もちろん運用実績をこれから残せれば、これらの手数料を正当化できるかもしれません。

1%超の手数料を正当化するにはざっと目分量で毎年5%以上の成績が欲しいところですが、今の円の低金利環境ではそれほど簡単ではないと思われます。

乃木坂

 

アメリカのロボアドバイザーの手数料は平均して年0.25%~0.75%前後です。

2008年ごろからアメリカでロボ・アドバイザーが出できました。そのアメリカでは、ロボ・アドバイザーの年間の手数料は非常に安く、最低で0.25%です。これと比較すれば日本のロド・アドバイザーの手数料はまだかなり高めであると言えるでしょう。

ロボ・アドバイザーのエンジンとなるノーベル賞クラスのアルゴリズムは確かに魅力的かもしれませんが、一回構築されればすべて自動的に運用されます。その後はチューニングをするのみ。それを考えればよっぽど高い運用収益を上げなければ「高い」手数料は正当化されないでしょう。他にも何か付加価値をつけられればそれはまた別の話ですが。

そして、なにより一番のひっかかるのは「ロボ・アドバイザー」という名称です。「アドバイザー」は人の資金を運用しませんから。するのはアドバイスで最終的に投資の判断をするのは投資家本人、という点なのです。AIで資金の運用をするのであればそれはアドバイザーではなく「ロボ・マネージャー」または「ロボ・ファンド・マネージャー」が正しい名称と思いませんか?

 

アメリカでもロボ・アドバイザーの評価はまちまちです。そして基本的に安さが売り物です。

あなたも、このロボ・アドバイザーやロボ・マネージャーに興味を持つかもしれません。

ただアメリカでもまだ始まったばかり、という認識でその評価はまだまちまちです。一任勘定をロボ・マネージャーに委ねるのはなかなか難しいように思えますが、ロボットがアドバイスをして投資家が最終的に投資判断を下す、というのは良さげです。

また人が一切介入しないのは、運用成績が芳しくない局面でもやや不安というか不満が残るかもしれません。だからこそ、最終判断は投資家本人が下すべきだと思うのですが。そうでなければ運用収益のみで全てが判断されることになります。

この世界はそんなにシンプルではないことはわかりますよね?

それでも、今後はこういったロボ・アドバイザーが活躍することになると予測されています。

運用という世界は数字で勝ち負けが必ず出てくる世界で、実はかなり厳しい世界です。日本の「ロボ・マネージャー」も実績が伴わなければ手数料なども下がってくる可能性もあり、その点からもまだまだこれからの世界だと思います。

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