TOP > 最近のニュースと話題 > 投資関連 > 復興中のイラクにいち早く投資をするファンド

最近のニュースと話題

復興中のイラクにいち早く投資をするファンド

一覧へ戻る

イラク現状

 イラクは、一般的なヘッジファンド・マネージャーが投資を考える地域とは言い難いでしょう。多くの市民が未だにテロなどの犠牲になっており、宗教間の対立から内戦状態に再度陥る可能性もあります。イラクは、現在ゴールドマン・サックスによると市場の開放性、腐敗や他の経済的・政治的要因によって2年連続最下位に格付けされています。また、イラクでは管理が行き届いていない企業、透明性が確保されていない企業が存在しておりヘッジファンド・マネージャーやアナリストは自分達で調査をする必要があります。しかし、ここ数ヶ月における暴力の沈静化と石油産出量の回復によって希望の兆しが見えてきました。現在のイラク株式市場の時価総額は、約2,000億円となっておりパレスチナ証券取引所の半分の大きさです。

イラクに投資する

 イラクの企業へ直接投資やイラクで主に業務を行う企業の株式に投資する5つのファンドは、2007年年初から11月までの収益率は25%となっています。同じ過去11ヶ月では、広範囲に渡って中東企業や新興国に投資するファンドの収益は14%でした。イラクが内戦状態にあった2006年の同じ期間で後者のファンドが大きな振れ幅を示しのに対して、前者の5つのファンドは3.2%の下落に止まりました。

         

注目のファンド

 この中の1つのファンドは、イラク証券取引所に上場している企業に25%、イラクで活動しているグローバル企業に25%、中東の企業でイラクにおいて活動する企業に25%、残りは年率6%の収益を生むイラクの債券に投資しています。今後、このファンドはイラクの上場企業への投資割合を75%まで引き上げる事を検討中です。既存の投資家であるフィンランド最大手の年金運用会社も、このファンドを運営する会社が今年開始予定のファンドにも投資する予定です。

 人よりいち早く投資するから収益も人より大きい、そんな考えを持つ投資家には非常に魅力的なファンドでしょう。

一覧へ戻る

コンサルティング・依頼、申し込み
私たちの考え方
お問い合わせ

このページのトップへ